AIに飲み込まれる…?

昨今、AI技術ガーと巷で話題ですが
乗り遅れちゃうかもと戦々恐々してませんか。

私も、最初は使いこなさなきゃ!と焦りました。


が、ある日、お風呂に入っていて、
ふと気がついたんです。

これくらいの温度は暑いと言われるのは知ってるけど、
気温を感じて、暑いという感覚だどんなものかは知らない。

好きと言う気持ちを説明することはできるけど、
どんなに素敵な感覚になるか感じることができない

怒りを説明できるけど、
体が煮え立つような感覚を感じる事はできない

AIは説明は得意で、調べるのも得意で
組み合わせるのも得意だけど、

感じると感じたことを表現する事はできない

これからいくらセンサーが発達しても
感じることはできないだろうなって思う。

例えば、義手の人が、
まるで自分の手と同じような感触が
わかる義手で、手があった時と
同じような感覚を味わえるとして。

その手をAIに繋げたからといって
感じたとはならないのではないかと
思ったりして。

確かに、人間も感覚を
言葉にするときに
今までの経験から、当てはまる言葉を
探すのだけれど、
今の感覚に近い言葉に当てはめるだけで、
実際感じているっていうのは
また違うと思う。

AIは世界中のありとあらゆる人が
経験したこと、感じたことを
いろんな形で表現したことから
最適解を見つけてくれるという
認識をわたしはしています。

知っている事は多いから、
たくさん経験したように
経験したことを語っているように
感じるかもしれないけれど、

それは過去、誰かが感じた事を
拾って組み合わせてるだけ。

あくまで模倣の集合体なんです。

感じる実感して、それを形にするのは、
人間だけの能力。
新しい広がりを生み出せるのは、
今生きている私たちなんです。

AIが出した答えをさらに先に
進めるのが、
私たち
なんだなと思うんです。

自動車や電車などの移動手段ができて、
自分の行きたいところに行けるようになった時のように。

洗濯機ができて、洗濯しながら他のことができるようになって
家事の負担が減って、自分の時間が取れるようになった時のように。

コンピューターができて、集計するととかが簡単になって、
本来の業務に集中できる時間が増えた時のように

AIが発達したことで、これまで人間が積み重ねてきたことに
簡単にアクセスできるようになりました。

調べ物とかも格段に速くなる。

そんな時代に、
感じることができて、
それをアウトプットできるあなたは、
何をしたいと考えますか。