生まれたまんま
去年の12月15日に姪孫が産まれました。
小さい頃から慕ってくれてた姪っ子の娘なので、孫みたいなもんです。
生まれたての彼女に会って、孫ってこんなに可愛いのか!!と子供がいない私も、おばあちゃんの気分を味わいました。
で、産まれてからは、ちょっと遠くで見守るくらいかなぁと思っていたところ、なんと!
年末親戚一同コロナにかかりまして…。
育児経験のない、私たち夫婦に、子育てが回ってきました。
生後2週間の我が子を、預けなければいけなかった姪夫婦の気持ちはいかばかりか。
まあ、姪も初心者、私も初心者ということで、姪孫には勘弁してもらいつつ、5日間だけお母さんをしたわけです。
連れてきた時は、可愛いだけで、みているだけで幸せな気持ちでしたが、毎日4時間睡眠は、さすがに堪えました。
ちょっと鳴き声を上げようと息をすったら、その気配で起きる。まだまだ3時間ごとのミルクなので、あいだの1時間半くらいしか寝られないから、熟睡するのではと思うんだけど、起きる。
あれ、不思議ですね。自分の子供じゃなくても、起きちゃうんだって思ったり。
ご飯も飲むみたいなかんじで食べてました(笑)
でもね、不思議と頑張れちゃうんですよ。いやにはならなかったな。
初めての5日間だけの子育てを終えて、無事に親に渡した時は、安心感もありつつ、喪失感が大きくて。泣いちゃいましたよ。ええ。
その後、家に帰って、夫と二人、5日間を振り返っていて。
生まれたてのそのまんまのエネルギーってすごいなぁって思ったんです。
その時、その時をしっかり感じながら生きているからこそのパワーというか。
だって、大の大人を2人も顎でつかうんですよ(笑)
ただ、生きる。ひたむきに、生きる。
それだけ。
だからこそ、動かされる何かがあったなと感じた5日間でした。