小学生にもわかる優しい

昨日美容院に行きまして
別人!!ってくらい
きれいにしてもらいました。

梅雨の時期は、
パーマかけましたか?って
くらいに髪型が変わるんですが
それをすっかりと落ち着かせて
とぅるんとぅるんにしてもらいました。

で、そのなかで
小学校1年生のお子さんに
やさしいってどういうことか
説明が難しいって話になりました。

お友達と喧嘩をした時に
優しい人になるんでしょって
言われて、悩んじゃったんだそうで。

きっとお友達がいうやさしいは
僕のいうことを聞いて
全部受け入れて
っていうことだったのかなと
想像するんですけど。

優しい人になりたいと思った彼は
優しくしたいという気持ちと
自分が嫌だと思っている気持ちが
両立しないかもしれないことを
悩んでしまったのかなと思いました。

で、優しいってなんだろうって
どうやって伝えたらいいか、
大人二人でうんうんうなりながら
考えていたわけですけど。

みなさんなら、
どう説明しますか?

その時でたのは、
相手にも優しくするのはいいことだけど
自分にも優しくも大事だよね。

っていうこと。

自分の気持ちも大事にして、
相手に
「ぼくは嫌だったんだよ」
ってちゃんと伝えること。

これが自分にやさしいということかなと。

で、それを伝えることで、
それをすると嫌だと思う人がいるということを
お友達が知ることもやさしいことになるのではと

今、嫌だということを伝えないことで
お友達が、こういうことをすると
嫌だと思う人がいるということを
わからないということは、
次にもまた、同じことをしてしまうかもしれない。

一度大丈夫だったからと
何度も同じことをしてしまって
他のお友達ができる機会を
減らしてしまうかもしれないし
ひどく悲しませたり、怒らせてしまい
大きい喧嘩をしたりしてしまうかもしれない

だから、今、嫌だと伝えることは
やさしいことでもあるかなと。

でも、お友達が、嫌だと言われたことで
どう考えるかは、お友達が決めることで
こんなふうに思うはず!っていうのは
自分が決めることではないので、
絶対こうじゃなければいけないんだからねって
押し付ける必要はないよ。

って感じのことを話してたんです。
これが正解ではないし、
一つの考え方ではありますが

やさしい=自己犠牲

ではないというのが
伝わったらいいなって思います。

やさしさというのは、
余裕なんだなと思うんです。

だから、まず、自分のことを大事にして
自分が大丈夫っていう気持ちがないと
やさしさを発揮するのはなかなか難しい。

なので、ちゃんと自分の気持ちも尊重して
伝えるというのは、大事だと思うんですね。

それを身につけていくのに、
いろんな角度から、いろんな経験を
これから積んでいくのかなと
感じました。

私たち大人ができるのは
何があっても、大丈夫。
あなたの居場所はここにあるよ
っていうのを
伝え続けていくことなのかなと
考えたりしました。

これからたくさんの経験をして
自分にとっての優しいを
作っていってほしいなって思います。